介護保険の聞き取り調査って何を聞かれる?

   

父の介護保険の申請をしたら、聞き取り調査があると言われたけど、聞き取り調査ってどんなものなの?
何を聞かれるの?

 

介護保険の聞き取り調査って何を聞かれる?

 

介護保険の聞き取り調査は基本的に要介護認定調査項目に沿って行われます。

調査をスムーズに終えるには予め調査項目=聞き取り内容を把握しておくことも重要です。

訪問調査(聞き取り調査)の内容は以下のページを参照してください。

→ 認定調査票(概況調査PDF)

 

新規申請の場合も、更新申請の場合も、どちらも基本的には同じ内容を聞かれることになります。
ただ、高齢者の状態は良くも悪くも日々変わっていくものなので、毎回同じことを答えるというものでもないでしょう。

 

ではその聞き取り調査ではどんなことが聞かれ、どう答えればいいのでしょうか。

例えば、運動機能に関して単に「足が痛くて動き辛い」ではなく、それによって何が困っているかを明確に伝える必要があります。
「足が痛くて、日中ほとんど寝ていて、人に手を借りないと起き上がれない」といったように詳細まで説明しましょう。

 

見守りが必要なことを伝えるときは

  • 「何故」
  • 「どんなときに」
  • 「どんな方法で」

をきちんと伝えましょう。

 

徘徊があると大変ですよね。
でも「出て回って困る」では、あなたの苦労がきちんと伝わりません。ただの出たがりかな?と思われてしまうかもしれません。
なので、「一度出ていくとどこまでも行ってしまって、帰れなくなる。何時間も後をついて行ったこともある。」などと「どう困っているか」を伝えるといいでしょう。

また、夜間のみ認知症状が出現する場合は、日中の訪問調査では把握できないこともありますので、どういった状況になるのかを本人のいない場所で正確に伝える為、メモを取っておくといいでしょう。
「夜中になると大声を出して暴れる」「夜中になると室内を徘徊してそれが朝まで続く」などのように、あなたが困っている点を伝えられるようにしましょう。

 

質問内容に対して、特別な対応を行なっている場合は特記事項へと記載されます。

特記事項はより詳しい本人の状態を知るための基準となり、判定の材料となりますので、 聞き取り調査の際に、いかに詳しく状況を伝えられるかがポイントとなります。

 

ご本人の困る言動・行動は別室で伝えてください(ケアマネ談)

 

聞き取り調査では、寝たきり等でない限り、基本的に本人への聞き取り・動作確認が行われます。
実際に、聞き取り調査の場面になると、普段出来ていないことが出来てしまう(やってしまう)高齢者の方も多いです。自分のことを調べに来られて張り切ってしまうのでしょうね。

同時進行で家族や介護者に質問する調査員もいらっしゃるようですが、これは例えば本人が答えたことと反対の場合は、その場で家族に聞くのは本人の自立心や尊厳を否定してしまうことになるので、個人的にはあまりよくないと思います。

本来は本人への聞き取りが終了してから、家族や介護者などの立ち会いの方に別の部屋などで聞き取りするのがベストだと思っています。

家族や介護者にもチェック項目についての聞き取りが行われますが、これはご本人が答えた・行ったことの確認でもあります。ご家族側は、ただ単にそれについて出来る出来ないを答えるだけでなく、実際に行なっている介護方法や手段なども伝える必要があります。 あとは普段の生活の中で困っていることや支障が出ていることは明確に伝えましょう

聞き取り調査で焦らないためにも、日頃から気になることはメモしておくといいですね。

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