デイサービスとデイケアの違いは?

   

 

要介護2で近頃退院した父に、ケアマネさんからデイケアへ行きましょうと言われた。

でも、ちょっと調べてみたらデイサービスとデイケアがあるのだけど、どう違うんだろう。
デイケアを勧められたのはどうして?

デイサービスとデイケアの違いは?

 

デイサービスとデイケア、いずれも介護保険の通所サービスではありますが、主旨に違いがあります。

 

デイサービスとは

 

デイサービス(通所介護)は簡単に言えば、おもにレクレーション中心の日帰りサービスとなります。

送迎バスがあり、さまざまなレクレーションを行ない、食事や入浴といった生活援助サービスを受けることが出来るものです。 ひとえにレクレーションといっても、それぞれの施設に特色があり、将棋や麻雀、カラオケ、俳句や手芸といった趣味的な要素を取り入れているところもあります。それは例えばリハビリをすることでポイントがたまり、そのポイントを使ってカラオケが出来たり、バザーで買い物が出来たり・・・といった感じです。

また、お風呂が露天だったり個室だったり、食事内容も制限食に対応したり凝ったものであったりしますし、スポーツジムのような運動器具を導入しているところもあります。行事での外出を積極的に取り入れていることも多いです。

人との関わりや生活の張りを求めている(必要な)方にはデイサービスの利用がお勧めです。

 

デイケアとは

 

デイケア(通所リハビリテーション)はおもにリハビリ中心の日帰りサービスとなります。

送迎バスがあり、老人保健施設などに通い、理学療法士や作業療法士、言語療法士などによる機能回復訓練(リハビリ)を行なうサービスで、食事や入浴といった生活援助サービスを合わせて受けることが出来るものです。

また、1時間以上2時間未満といった短時間の利用も可能なところもあり、長時間の利用が辛い方はリハビリのためだけに通うこともできます。

リハビリは専門的なものが可能になりますので、最初からリハビリを希望されているような場合はデイケアの利用をお勧めします。 お風呂や食事は必要ないといった場合は、短時間リハビリを取り入れているデイケアもあるのでケアマネージャーに探してもらいましょう。

 

デイサービスとデイケア、どちらを利用する?

 

料金としてはデイサービスの方が、デイケアよりも若干安く設定されています。 (オムツ代・食事代はいずれも別途必要。)

ですから、特に医療的なリハビリが必要でなければ、デイケア(通所リハビリテーション)よりもデイサービス(通所介護)の利用でよいということになりますし、逆に、退院後にさらにリハビリの必要がある、リハビリの希望がある場合はデイケアの利用がよいということになります。

また、どちらも現在は要支援・要介護者なら回数に違いはあっても利用することが可能ですが、2018年4月からは要支援者は「介護予防・日常生活支援総合事業」へ移行されるので、介護保険サービスからは外れることになります。

 

デイサービスもデイケアもまずは体験利用でお試しを(ケアマネ談)

 

おそらく全国的にデイケアよりもデイサービスの方が多いと思います。

デイサービスでもデイケアに負けないくらいのリハビリを行なっているところもあります。 生活リハビリといった感じでしょうか。

選ぶときは、ご本人の心身の状態に合った方が第一でしょうが、体験利用を行なっているところがほとんどなので、何カ所か試しに行ってみて、一番気に入ったところを利用するのがいいでしょう。

 

最初はこういったデイサービスやデイケアの利用を拒まれる高齢者の方も多いですが、最初の一歩が踏み出せれば、あとは「デイへ行くのが楽しみで仕方ない」という方もたくさん見てきました。
どちらを利用するにしても、本人の意欲の向上につながることになると思っています。

 

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