介護施設や老人ホームの種類と違いは?

   

 

介護保険施設と一言で言ってもいったいどんなものがあるんだろう?
いろいろな名称があって混乱しますよね。

介護施設や老人ホームの種類と違いは?

 

介護保険施設の種類をご紹介しましょう。

入所(入居)型の施設は、施設に入所(入居)することで、介護サービスを受けられるというものです。
入所施設には以下のようなものがあります。

  1. 介護老人保健施設(老健)
    リハビリを必要とする要介護者(要介護1以上)が入所可能。
    入居期間は3ヶ月から半年、長くても1年未満。長期の利用は不可。
     
  2. 介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム)
    寝たきり状態など重度の介護を必要とする介護を必要とする要介護者(要介護3~5)が入所可能。長期の利用が可能だが、入所待ち期間が長いところが多い。
     
  3. 介護療養型医療施設
    慢性期の療養目的で、要介護3~5(要介護1、2でも入所できる可能性もあり)が入所可能。
    長期の利用が可能だが、2017年度には廃止予定
     
  4. 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
    認知症の高齢者が少人数(1ユニット9人)で共同生活を送る施設。要支援2~要介護5の方が対象。
     
  5. 特定施設入居者生活介護
    ((介護付)有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅) 

 

新しいサービス形態として市町村が指定する地域密着型サービスがあります。
これは住んでいる市町村のみで利用できます。(違う市町村からの利用も可能なこともあるようです。)

地域密着型サービスの入所(入居)施設には以下のようなものがあります。

  • 小規模多機能型居宅介護、複合型サービス
    在宅での利用となるが、泊まり(ショートステイ)を利用できる。
     
  • 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
    前述の通り。
     
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護
    指定を受けた入居定員30人未満の有料老人ホームや経費老人ホーム。要支援の方は入居できない。
     
  • 地域密着型老人福祉施設入居者生活介護
    指定を受けた入居定員30人未満の特別養護老人ホーム。要支援の方は入居できない。また新たに入居を考えている要介護1、2の方も特別な理由がない限りは入居できない。

 

 

療養型の今後に要注意(ケアマネ・看護師談)

 

本当にこうやってみると「介護保険施設」ってたくさんあるんですね。
どれがどれで、何が自分や家族に必要な施設なのか把握するだけでも大変です。

介護療養型医療施設は、在宅では介護が困難な高齢者にとって医療面でも心配ありません。
ですので、利用料金は割高になりますが、入所するにはとても助かる施設でした。しかし前述のとおり、今後は全面廃止になる上、新たな指定はされていません。

現在入所している方やこれから入所する方はその後どうなるのかをきちんと確認し、他の場所にうつることなど検討されておいた方がいいでしょう。

 

これからの介護サービスは「在宅」をメインに移行していっています。

施設には数に限りがありますし、利用したくてもすぐに利用できないといったこともあります。基盤が整備されていないままで、いきなり在宅へ・・・と言われても、たくさんの高齢者や家族が路頭に迷うことになってしまうでしょう。

 

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