介護の相談はどこにする?相談窓口はどこ?

   

とうとう父親を介護しなければいけなくなったのだけど、まずはどこに相談すればいいんだろう。

いろいろ相談する場所はあるみたいだけど、実際どこに行けばいいのか、さっぱりわからない。
仕事もそんなに度々休みは取れないし、一日で全部解決できればいいんだけど。

介護の相談はどこにする?相談窓口はどこ?

 

介護の相談をする時、本当に何もわからないとどうしていいかわかりませんよね。

実際の相談場所としては以下のようなところがあげられます。

  • 役所(市役所・区役所など)の介護保険課(自治体によって名称の違いあり))
    本来、介護保険申請など書類上の手続きをするところなので、ほぼ一般の公務員の方が担当されています。なかには勉強されている方や有資格者がいらっしゃる場合もありますが、専門職ではないので、実際の介護相談となると弱い部分もあります。役所内に介護相談窓口が設置されているところがあれば、そちらに相談してみましょう。
     
  • 地域包括支援センター
    各自治体にあり、保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャーの3職種が必ずいます。
    また役所との連携も出来、専門職がいることで、幅広い介護の相談に応じてもらえます。
     
  • 居宅介護支援事業所(きょたくかいごしえんじぎょうしょ)
    ケアマネージャーのいる事務所のことで、介護の相談はもちろん、介護保険を利用しようとした際、手続きなども相談にのってくれます。

 

尋ねたいこととしては以下のようなものでしょうか。

  1. 介護保険を使うつもりはないが、何か利用できるサービスや介護の方法を教えてほしい。
  2. 介護保険を申請して介護サービスを利用したいが、何から始めればいいかわからない。

 

1の場合、これはいずれも「地域包括支援センター」への電話の問い合わせだけで済むこともあるかもしれません。今すぐにサービスを受けたいというわけではないなら、地域の福祉サービスや介護者の会などの勉強会を紹介してもらいましょう。

 

2の場合は、対応する機関が基本的に週末はお休みのところがほとんどなので、平日に一度「地域包括支援センター」へ電話で相談してみましょう。現状を説明し、介護保険が申請できるかどうかを尋ねます。

申請が出来るようであれば、まずは窓口へ申請に行かなければなりません。
しかし、受け付けは役所ですので、これも平日に行く必要があります。ですが、地域によっては週1日くらいの割合で、通常17時までですが19時までの業務延長をしているところもあるので、そうするとお休みを取らずに仕事終わりに行くことが出来ますね。

申請には本人の介護保険証が必要になります。
介護保険を利用したことがなくても65歳以上の人は全員に交付されていますので、忘れずに持って行くようにしてください。

 

介護保険の申請をしたら、その日ではなく、後日、介護保険の訪問調査を受けることになります。
これは基本的に本人の生活の場で調査が行われ、立ち会いをした方がいいので、その日はお休みを取らなければいけないけもしれませんが、この日は特段の手続き等はなく、長くても1時間ほどで終わります。

介護保険の認定が出るまでしばらく時間はかかりますが、いざ介護保険の利用となった際にも、地域包括支援センターは居宅介護支援事業所とも連携していますので、すぐに動いてくれるケアマネージャーも探してくれます。

 

このように、地域包括支援センターは、だいたい親身になって相談にのってくれ、介護保険の対象でなくても、福祉サービスなどへ繋げてくれることもあります。 居宅介護支援事業所に相談した際も、内容によっては地域包括支援センターを紹介されることもあるので、相談するならいちばんに地域包括支援センターがいいかもしれませんね。

 

相談先の整備が必要(ケアマネの経験から)

 

介護が必要となった時に相談する先は、いろいろ窓口はありますが、それをもっと詳しく普及していく必要があると思います。 ざっくり「介護の相談」と言っても、それならあちらへこちらへとたらい回しにされることも実際あります。 ここに行ったらこういう相談にのってくれるというのを明確にして、困ったら迷わず相談に行けるようにしていかなければいけませんね。

そして相談先を見つけることも大切ですが、相談先に繋げてくれる誰か(友人や近所の人、民生委員など)を見つけることも大切なのかもしれません。
地域の民生委員の方とつながっておくと、何かと相談できます。

 

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